のびーるピザバーガー。これは良いものだった。もう食べちゃって写真すらないんだけれど、これは何かに書き残しておきたいと思ったのでセットドリンクを吸い上げながら執筆している。
注文して待つこと数分。座席に届いた限定バーガーは、身の丈が高い。モスバーガーに来たのかと思うほどだった。
齧る。前歯が温かくふっくらとしたバンズを裂き、ハッシュドポテトを削り、下の歯と協力して本命のチーズを断つ。滲むピザソースの塩気が舌に心地よい。
ついに口からバーガーを引き離した途端、チーズが、伸びたのだ。
伸びる。これがよく伸びる。唇で何度か手繰るもののまだ伸びる。 これは冷めたら大変だ固まってしまう。齧り、引き、噛み、また齧るサイクルを高速で繰り返し、すぐに完食した。
食べきって思う。やはりロッテリアのバーガーは新登場や期間限定品に限ると。店内だとなお良い。
まず温かく食べられる。そして何より型崩れしていない。もう一度言う、型崩れしていない。
絶品チーズバーガーもそうだった。今や哀愁すら感じる有様だが、登場したときは香ばしさすら感じるバンズ、滴らんばかりのチーズがもたらすはじめの一口は感動的ですらあった。
もしロッテリアに足を運ぶときが来たら限定商品を食べてみよう。新商品を食べてみよう。 ポテトのおかずではない、「あんたが主役」なバーガーと出会えるだろう。
C93を翌日に控えてポテトつまんでる現場からお送りしました。