SONY のノイズキャンセリングワイヤレスヘッドフォンである h.ear on 2 (WH-H900N)
イヤーパッドが劣化し、スポンジがむき出しになってしまった。これでは装着できない。
この商品はイヤーパッドの販売をしておらず、修理に出さなければ純正品できれいな姿にはなれない。
しかし修理に出すと1万円は下らないだろう。(部材代3000円、工賃3000円x2、往復送料1000円)
バッテリーがヘタったとか、そういう問題が起きてから頼りたい。
代替品
代替品を見つけたので購入した。
イヤーパッドには6箇所穴が空いており、ここに爪がかかるようになっている。
取り外した後の画像だが、爪はイヤーパーツ外周から内側に向いており、わずかに押し込んでやればイヤーパッドを外せることが伺える。
交換品に付属の剥がし棒は柔らかく、無理に力をかけてはいけない。折れてしまう。
剥がし棒を、爪の外側あたりを目安に這わせ、
軽くめくる。
この動きを繰り返し、先端を隙間に差し込む。
合わせてイヤーパッドを、先程の爪が引っかからなくなる程度に押し込むと、爪が外れる。
これを6箇所の爪で行い、イヤーパッドを剥がす。
比べてみると、純正品はメッシュにも色がついていて、生地の張りにもゆとりを持たせていることが分かる。
また、純正品のほうが大きい耳に対応している。
あとは代替品を(上下を間違えずに!)取り付ければ交換完了。
余談
h.ear on 3(WH-H910N)は軽量化が進んだが、代償として非常にチープな安物のような見た目になってしまった。(買ったけど)
また、イヤーパッドの形状が変わったようなので、また新しい交換品が必要になるだろう。
しかも外しづらそうで小銭を稼ぎにきているな、と感じる。
商品リンク
あらためて代替品のリンク。
付属の剥がし棒が折れるかもしれないのでパネル剥がしのリンクもおいておく。
これはオーバースペックな内張り剥がし。バロンチェア肘パッドの交換に使ったやつ。