(2015/07/22 22:36 思い出だけで書いたので曲順を間違えていた失態を修正しました)
ども、yajamonです。
今週のお題「ゲーム大好き」とのことで。 標題を感じた経緯みたいなものをダーッと書き出してみます。
私のミクさん来歴
- ボカロ原理主義者のまとめになにか感応する程度には古めの曲を聴いてた
- みっくみくとか、ハジメテノオトとかあたりから聴き始めた気がする
- Divaシリーズは初代から触ってた
- ただ、DLCをコンプリートするほどではなかった
筆者のミクさん趣向
ミクが、自身がVocaloidであること、ないしは人間ではないことを自覚した曲が流行った時期にどっぷり浸かっていた。そのため、そういった曲が好きだった。 あとミーハー。
もうほんとに、ただの流行でしかないと思うのだけど、それこそが私が見る彼女のバックグラウンドだった。 機器として生まれ、女の子としての意識を持ち、人ではないと自覚して、なお愛を歌い、なお恋を歌い、そして女の子になった*1。
DIVA F 2nd が発する集大成という感覚
本題。
私は DIVA F 2nd に最終回を感じている。
私はいくぶん、飽きっぽいので、ひとしきりプレイすると寝かしてしまうタイプだった。 次回作が出ると、旧作にあまり手を付けなくなってしまう。
そんな私にとっては、無印の楽曲というのはとても久しぶりだった。
新プラットホーム Vita での第一作 Diva Fはすべてが新規楽曲だった。 もちろん楽しんでいたが、片隅で「このできることが広がった世界でもういちど…」と思っていた。
F 2nd の登場
新作というものはいつもわくわくさせてくれる。
新しいテーマ曲とかわいらしく動くミクたち。
ゲームスタートでどこか耳慣れたSEと新しいUI、佇むミクに気合充分。 一発目の曲はなんだと「リズムゲーム」を選ぶ、そこで目に入った
「メルト」
感動でなにかが爆発する。久しぶりだねと。ついに来たかと。 よくわからない感情のままにプレイしたらstandardだった。
高精細になった新世界で、またやりたいなと思っていた妄想が叶えられた瞬間だった。 バイリニアフィルタリングでは成し得ない世界が、そこにはあった *2。
そして旧作の楽曲から新規収録まで、時代を混ぜあわせるようなセットリスト。
まえの曲を知る人にはいまの曲を。 いまの曲を知る人にはまえの曲を。
そしてボス曲の手前に、満を持して現れた「ワールドイズマイン」
無印の一番最初の曲。
私はこの組み方に、「私を見て作ってくれた」と錯覚した。
よぎる不安
だからこそ、なぜ私を見て作ったのか、という疑問がよぎった。
作り上げる以上、力を注いで当然というのはあるだろう。 ただ、過去の感動を持つ人に訴えかけることは、いわばとっておきで、とてもハードルの高いことだと思う。
そしてリメイクだ。モデルはもちろんモーションも、でも抑えるポイントは変わらない。 洗練された。というのが正しいのだろう。
そこにはとてつもない愛情と、全力を感じた。
それがうれしく、たのしく、プレイしきった。 その余韻の影に、少しの不安が浮かび上がってしまったのだ。
おわりに
ひとしきり楽しんだあとに知ったのだが、 DIVA F 2nd は「これまでのDIVA←→これからのDIVA」がテーマだったのだ*3。
ともあれ、「これからの」というように、DIVAが、Vocaloidが続いてくれると、嬉しいんだけどなぁ。